同窓会本部より
設立110周年を迎えて
辻 正夫

プロフィール
1949年 7月 | 大阪市生まれ |
1968年 4月 | 大阪国税局 奉職 |
2000年 3月 | 大阪国税局 退官 |
2000年 5月 | 税理士登録 |
2001年 4月 | 株式会社 ベック 設立 / 代表取締役就任 |
2002年 3月 | 高知工科大学大学院 起業家コース 修士課程修了 |
2006年 4月 | みのり税理士法人設立 代表社員就任 |
2011年 1月 | 公益社団法人JEO子どもに均等な機会を設立 理事長就任 |
同窓の皆様におかれましては、益々ご活躍のことと存じます。
今年はアメリカでトランプ大統領が就任し、世界に混乱をもたらしています。平和・民主主義そして庶民の生活が守られる社会であってほしいものです。
同窓会は、昨年大阪市中央公会堂で総会・懇親会を開催し、一昨年より100名多い参加となりました。今年は同窓会発足110周年の記念すべき年でもあり、中央公会堂を全館使用で行います。天商卒業生中心の大阪フロンティアバンド定例演奏会も合わせて行うこととなりました。心より同窓生の皆様のご参加をお待ちしております。
さて、12年前に三商が統合して大阪ビジネスフロンティア高校が天商の地に開設されました。その後、市岡商業高校の同窓会は解散され、東商業高校同窓会は今年解散されると聞いています。同窓会としては天商同窓会とOBF同窓会の融合の流れになるのかなと思います。
OBF校は、今年も定員割れすることなく新入学生を迎え入れることになりました。山田前会長が努力されてきたOBF同窓会との交流も深化してきています。入学式に来賓で呼んでいただきましたし、昨年のOBF同窓会イベントにも私や天商同窓生が参加しています。
各地の高校同窓会の様子を聞いていますと、天商同窓会の活発さは際立っております。これもひとえに長年に渡り積み重ねてこられた諸先輩方や同窓生の努力の賜物です。同窓会の活動を繋いでいくために、皆様の一層のご支援をよろしくお願い致します。
会長・OBF新校長・OBF同窓会副会長の三者対談はこちら
ご挨拶

大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校
校長 堀 内 泉
天商同窓会の皆様におかれましては、平素より本校教育の推進にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。昨年4月に大阪ビジネスフロンティア高等学校第6代校長を拝命いたしました堀内 泉と申します。私事ですが、天王寺商業には平成20年よりお世話になり、平成23年に大阪市中央公会堂で盛大に開催されました開校100周年記念式典には、3年生の担任として参加しておりました。また、平成25年度には天商最後の教頭として勤務しておりましたので、その後継である本校の舵取りを任されることとなり、責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いです。
本校は、平成24年の開校以来、大阪だけではなく全国のリーディングスクールとしてその確固たる地位を築きつつあります。今年度も、韓国仁川広域市教育庁や宮城県・富山県の県議会議員の方が視察に来られるなど、国内外から注目されています。また、文部科学省の新たな事業である、「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に昨年度に続き採択され、ICTを活用した探究的な学びを強化するための支援を受けております。昨年度は、デジタルサイネージや次世代デスクトップタッチディスプレイを整備し、今年度は、生徒および教員のICT海外研修を計画しています。
大阪府では、現在、夢洲で開催されている「大阪・関西万博」を契機とし、より一層のグローバル化が見込まれる中、臆さず積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとするマインドを備え、国内外で活躍する人材を育成するため、すべての府立高等学校に姉妹校提携を締結する取り組みを進めています。本校では、天商時代から20年以上に渡り相互交流を続けておりますメアリバラ・エデュケーション・センターや、大阪市より引き継いだヒールズビル・ハイスクール、ゴールドコーストにある有数の進学校であるセントアンドリューズ・ルーサンカレッジと交流を深めています。これもひとえに、貴会より格段のご支援をいただいておりますおかげであると感謝しております。
結びに、大阪府では昨年度より、ふるさと納税制度の対象である「大阪教育ゆめ基金」を活用し、応援したい学校を指定して、寄付ができるようになりました。昨年の会報でご紹介いただきましたが、辻会長様よりご寄付いただきました。また、辻様にはすでに今年度もご寄付いただいております。本校の教育活動をさらに発展させるため、天商同窓会の皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

令和7年度 理事会報告
副会長 塩尻 隆夫( 高41回)
令和7年度理事会は、令和7年4月26日( 土)15時から大阪ビジネスフロンティア高等学校1階第1会議室において開催されました。出席者は理事24名( 別途委任状提出者54名)、役員・顧問13名、OBF高校から駒居教頭・中村事務長にご参加いただきました。
辻会長挨拶・駒居教頭挨拶に続いて、山本副会長が議事を進行し、まず、森本副会長より令和6年度事業報告、橋本監事より会計決算報告、足利監事より監査報告があり満場一致で可決されました。次に、令和7年度事業計画及び会計予算の提案があり、各々の議案は満場一致で可決されました。
( 決算書並びに予算書については本同窓会報P24をご参照ください)
そして決議事項に関して慎重な審議が重ねられました。特に、会報発行費218万円( 発送費用130万円を含む)に対して年会費の納入が168万円にとどまり、同窓会報の発行が会費収入でまかなえていないことを念頭に、郵便料金の値上げをはじめとする昨今の物価高を受け、同窓会報発行を維持できるのかとの危機感からの質疑があり、いかにして会報発行を継続するかの視点で、紙媒体から電子媒体への切り替えも視野に入れて検討していくことになりました。
また、大井副会長より令和6年度総会報告並びに令和7年度総会について説明があり、あわせて令和7年度当番期を代表して高26回廣瀬敏夫さんからご挨拶がありました。
その後、広報委員会・四校同窓会館運営委員会・活性化委員会からそれぞれ事業報告、各同好会における活動報告があり、全ての議題への審議の後、廣瀬副会長の閉会のことばをもって16時30分に終了しました。
同窓会費納入ご協力のお願い
天商同窓会副会長 財務担当
前田 公美(高30回)
平素より皆様には同窓会の運営にご理解・ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。また、一昨年より会費納入につきましてシステムを変更させていただいたにもかかわらず、変わりないご協力を賜り、重ねてお礼申し上げます。
さて、昨今、世の中の物価高騰はとどまることを知らず、同窓会も大きく影響を受けております。そのうえ本年度は、昨年度からの同窓会ホームページの更新や機器類の更新・会報発送費など、例年以上の支出が見込まれます。どれも同窓会運営・活性化のためには大切な活動の一環です。
ご存知の通り、同窓会は皆様方の会費によって運営されております。皆様には会費納入にご協力いただいておりますが、残念ながら納入目標額に未達成の期が多数であるのが現状です。個人を問わず、同期・クラブOB会など団体での納入も可能ですので、是非今一度お声を掛け合って年会費納入にご協力頂ければ有難く存じます。その際には年会費を取りまとめていただき、代表者の方から一括で納入いただいても構いません。何卒よろしくお願い申し上げます。
今後につきましても、引続き健全な財政・同窓会活動に向けて努力してまいります。
四校同窓会館運営委員会
副会長 森本 雅巳(高25回)
2024年に市商同窓会が活動休止され、2026年に東商業同窓会が解散されます。OBF同窓会は順調に活動され、天商同窓会との繋がりも深まっています。
今後は2校になりますが絆を深め継続していくことを願っています。また、資料室にOBF同窓会の資料を追加展示したいと思います。