長村 治、藤野道夫両校長を偲んで
第15代校長 石橋善晴
私の教員生活の中で、大変お世話になりご指導いただいた先輩の両先生が、平成26年秋に相次いで他界されていたことが分かり、淋しく思うとともにご冥福を祈りたい。
長村
治先生は、大阪市の高校教育界の重鎮で多大の貢献をされ、天商へは第13代校長とし赴任、情報処理教育をはじめ全国商業高校教育の推進に努められた。
藤野道夫先生は、大阪市教育委員会産業教育担当時代の私の上司で、天商第14代校長として赴任され、商業教育の推進や周年行事の準備に尽力された。縁あって、先生の定年退職時に天商15代校長として拝命を受け、建学112年創立80周年記念行事に巡り会うことが出来た。
両先生とも私にとっては、教育界の中で師と仰ぐ存在で、今日の自分があることに感謝しながら、在りし日のお二人を偲びたいと思う。