“月日は百代の過客にして
行きかふ年もまた旅人なり” 芭蕉
私が知らないうちに始まっていたこの旅は、いつの間にか75年という月日が流
れました…75年という歳月が長かったのか短かったのか、まだ答えが見つから
ない……これから私は遠い昔の“思い出のかけら”を落とさないようにしっかり握りしめて友に会いに行く…長い旅の途中で忘れたり、失くしたりしたので全ては持って来られなかった…他の誰かが私の失くした“かけら”と同じ物を持って来ているだろうか?…やあ!久しぶり…みんな元気だった?…会話が弾む…覚えているよ…ああ!
そんなこともあったね…ほら!こんなことも…思い出したよ…持ち寄った“かけら”がつながっていく…屈託のない笑顔…甦るおぼろげな記憶…やっぱり来てよかった…分けてもらった“かけら”も失くさないように…一緒にしっかり握りしめ…新たな思い出と共に…さあ、もう少し旅を続けるとしよう…今度はいつ会えるのだろう?…やり残した宿題はないだろうか?…会える人には会っておきたい…笑顔で…
今回は5月15日(水)に前回と場所を同じくして奈良の「木曽路·橿原店」にて開催。秦泉寺
先生ご夫妻をはじめ総勢26名が参加。体調等も参加者それぞれに大きな変わりもないとの事でお互い安堵した次第です。昨年の参加者で所用の為、今回不参加の方が数名おられましたが新たに参加された方もおられ、和気あいあいとした雰囲気の中で会話も弾み、お互いの健康と次回の再会を願いつつ閉会となりました。
私たちは此れより順次、後期高齢者となりますがその言葉に惑わされず“志高腰低”になぞらえて“志は高く、血糖値は低く”の心構えで尚一層健康に留意して“旅”を続けて行きたいと思います。
(甲山 啓三 記)
秦さん会参加者
秦さん会の謂れは、昭和40年に天商に赴任された秦泉寺先生が最初に受け持たれた1年H組を起点として2年3年と続けてH組を担任、そして3年間のH組の生徒を中心に卒業後同窓会として発足したもので近年はH組在籍に限らず「来るもの拒まず」でクラスの垣根を越えて一緒に楽しく語らい合う会となっています。前回2018年4月7日(土)京都での開催よりコロナ禍の3年余りを経る間、先生も体調を崩されましたが復調半ばでの久々の開催となりました。
今回は5月10日(水)秦泉寺先生ご自宅近くの奈良の「木曽路橿原店」(11時30分開始)にて開催。平日にもかかわらず先生ご夫妻を含め男性14名、女性16名の総勢30名となり盛会の内に楽しく和やかな一時を過ごしました。卒業以来初めての方や数十年ぶりの参加者も数名居られお互いを確認する様子もそこかしこで聞かれ、今回は時の流れをひしひしと感じさせられました。先生の挨拶の言葉の中に「この会を長く続けてこられたのは偏に幹事の皆さんあっての事」と感謝と労いの辞を述べられ又、「私が元気な限りみんなと一緒に続けていきたい」と意欲を示され参加者一同の拍手の渦の中での閉会となりました。その折、先生より地元の奈良銘菓「みむろ」を参加者全員にご配慮いただき恐縮いたしました。当日は天気も良く初夏の眩い光の中、参加者の尚一層の健康を願わずにはいられませんでした。
追記、長く幹事としてお世話いただいた伍賀新一君、亀澤安治郎君、岩瀬〔松岡〕春美さんの3名が亡くなられました。心より哀悼の意を表します。
『とし月をいかでわが身に送りけむ 昨日の人も今日はなき世に』西行法師
(和田 剛・天井 幹雄・甲山 啓三 記)
高20回同期会「古希の会」のつどい
平成28年に同期会、一昨年は天商同窓会当番幹事として集まり、そして今年は満70歳の「古希の会」として同期会を4月6日に堺筋本町の旬采美酒「一華」を会場にして集まりました。
当日は76名のメンバーと高橋先生、吉村先生にもご参加いただきました。
当初は、正直、前回の集まりからさほど月日が過ぎていないことから参加者の集まりを懸念したのですが、これだけ多くの人に集まっていただけたので幹事一同感激しております。
今回出席いただいた方、残念ながら出席出来なかった方、次の機会にはぜひとも一堂に会して、また懐かしい話に花を咲かせましょう。
(徳井章司 記)
秦さん会&伍賀新一君を偲ぶ会 高20回 昭和43年卒
2月23日(土)に同期の馬場君が住職をされている御所大師教会にて「秦さん会&伍賀新一君を偲ぶ会」を行いました。
伍賀君は、昨年11月25日に68歳で逝去されました。珠算の道で圧倒的な存在感を示された彼には心からお悔やみを申し上げます。本堂で馬場君にお経を上げて頂き故人を偲び、皆でご冥福をお祈りいたしました。
その後、隣の会館での「秦さん会」では先生は体調を崩されて欠席でしたが、天商卒業後50年の節目に25名の参加があり、生前の伍賀君の想い出話に花を咲かせました。お互い老いたとはいえ気持ちは高校生、名前を呼び捨てで言い合ったりと終始楽しく過ごすことができました。これも馬場君はじめ出席者の方々のお陰と心より感謝しています。
最後は天商第一校歌「夕古城を仰ぎみて」を全員で斉唱して締めくくりました。
【出席者】旧姓、順不同
田川、薮内、馬場、和田、坂田、野口、甲山、天井、広畑、山本、小島、篠崎
松本、矢久間、友田、本間、堀田、野中、西村、今西、片山、北川、倉内、木村、亀澤
【幹事】久保〔篠崎〕裕子090-2355-4871 和田 剛 090-3848-0001
( 和田 剛 記)
高校20期、秦泉寺先生を囲む会「秦さん会」を4月7日(土)に京都で催しました。今年は桜の開花が早くて見頃を外してしまいましたが、祇園八坂神社(祇園さん)の裏のお店で湯豆腐を戴き、その後、知恩院散策と楽しい時間を過ごすことができました。
今回は卒業して50年、節目の年でもありました。初めての京都での開催ということで、5~6名の参加かな?と先生とも話していましたが、初めての方も含めて15名の参加があり、改めて秦泉寺先生の人望、人気には驚いております。
77歳になられた先生も、知恩院では上に上がるのにバスをお勧めしたのですが「俺はまだまだ元気や」と健脚ぶりを誇っておられました。
毎年、春頃に開催しておりますので、クラスを問わず先生にお会いしたいと思われる方は、ご案内をお送りしますので葉書に住所、氏名、携帯電話等をご記入の上、幹事までご連絡ください。
〒630-8124 奈良市三条桧町11-17
伍賀 新一
和田 剛
出席者
秦泉寺先生・天井 幹雄
石田 敬子〔藪内〕・ 木村 賢治
久保 裕子〔篠崎〕・ 甲山 啓三
小山 令子〔阪田〕・ 伍賀 新一
白木 浪生・広畑 修一
増井由紀子〔山田〕・ 松本 俊夫
宮脇多美子〔野口〕・ 山本 俊廣
和田 剛
(伍賀 新一 記)
今年度も5月27日(土)に「秦さん会」を桃谷の「がんこ」で開きました。今年は15名出席とたくさんの参加を頂き、皆、大変喜んでいました。何と49年振りに出席という人がいましたが、すぐに皆の中にうちとけ、49年という空間が感じられないほど皆と昔話に花が咲きました。先生をはじめ皆、益々元気です。
これからも毎年続けたいと思いますので、皆様のご参加を是非お待ちしています。
出席者 秦泉寺先生
女性〔旧姓〕矢久間 阪田 小島 本馬
男性 山本 木村 天井 甲山 広畑 馬場 塚本 白木 和田
伍賀
(幹事一同 記)
「えーっと~?」「○○やよ」「ああそうや○○さんや」、「□□君や、すぐわかったで」など卒業以来48年を経過、前回の学年同期会からでも16年を過ぎるとお互いの名前の確認から入る事になりました。
本当にひさしぶりの高20期学年同期会を平成28年9月22日に道頓堀ホテルで開き、仲間86名と恩師の髙橋先生、吉村先生、秦泉寺先生にもご出席いただき親睦を深めました。
その結果が冒頭のお互いの確認で始まり、「あの時はああやったなあ、何々したなあ」など懐かしい話で時を過ごしました。
当初は、3時間の宴会時間で特にこれといったイベントを企画しなかったことから時間を持て余すかと心配していたのですが、この心配は杞憂に終わりました。
気がつけば「もう時間や」と、同窓会事務局より手に入れたCD演奏をバックに「天商校歌(もちろん我々世代は「夕古城を仰ぎ見て・・・」です)」を全員で声一杯張り上げて会を終えました。
一部はこの後二次会に流れさらに話を重ねたようです。
実は我々高20期は来年の天商同窓会当番幹事にあたっており、これを盛り上げるためにもとこの時期に同期会を企画したのですが思った以上に成果があったのではと考えています。
今回出席いただいた方、残念ながら出席出来なかった方、来年はぜひとも一堂に会して、また懐かしい話に花を咲かせましょう。 (徳井章司 記)
今年は5月23日(土)に阿倍野で集まりました。いつも思うのですが、参加者の中で秦泉寺先生が一番お元気です。今年も現在の活動をいろいろお聞きして、皆元気をもらいました。
二次会では同期の亀澤安治郎君の娘さん(高44回)が営む居酒屋「かめや」(TEL06-6700-7280)にくり出しました。ここでは亀澤君や松本俊夫君が合流し、一杯やりながら大いに盛り上がりました。来年も都合のいい方は、ご参加の程、よろしくお願いします。
(幹事一同 記)
「秦さん会」 高20回 昭和43年卒
5月10日(土)に2年振りに「秦さん会」を開催致しました。秦泉寺先生をはじめ、数年ぶりに出席した方、又、昨年亡くなられた山本恒夫〔佐々木〕君の奥様も特別に参加して頂きました。出席者は全員で11名でしたが、久し振りでしたのでいろんな話題で盛り上がりました。「人生いろいろ」でした。来年も都合のつく方は是非ご参加下さい。
(幹事一同 記)
本年度4月に1Fの田中先生のクラス会と秦泉寺先生の秦さん会を合同にて開催致しました。総勢21名の参加にて、盛大に旧交を温めました。高校20回の卒業という事で61~62歳という年齢にふさわしく?それぞれの息子や娘の話(結婚話等)・孫の話・病気の話など悲喜こもごもの話題も盛んでしたが、なんといっても、43~46年前の懐かしい思い出が飛び交うのが同窓会の最大の魅力であり、現在の立場に関係なく学生時代の感覚でお互いに接しあえて、元気と活力を貰えるのが素晴らしいと思います。私も本年度1月に胃癌にて入院し手術を受けました。他にも意識不明の状態から何とか元気になって秦さん会に毎回参加している友人もおります。それぞれ、病気で苦しんでいる仲間もおられる事と思いますが、負けることなく立ち向かっていきましょう!そして、機会があれば是非とも同窓会に参加してください!高校20回の卒業生どなたでも参加してください!By オコツ 秦さん会 連絡先 伍賀 新一
(伍賀 新一 記)
本年4月26日(日)、恩師 田中靖郎先生を囲んで「還暦記念1Fの会」を大阪の難波で開催しました。
当日は男性9名、女性6名の旧友15名が参加しましたが、中には卒業以来40数年ぶりの邂逅というメンバーもあり、懐かしい思い出話や現在の暮らしぶりなどの話に盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
田中先生は益々お元気で、この「1Fの会」が続く限りご参加いただけるとの確約を頂きました。
次回は、来年の5月ごろに「還暦過ぎ新生1Fの会(仮称)」を開催できればと思っておりますので、ご多忙の方は今からでもスケジュールを調整していただくなど、更にたくさんの方々がご参加いただけるよう、お願いを兼ね報告とさせていただきます。
(松本 一行 記)
本年7月26日(土)、恩師 田中晴郎先生を囲んで、「1Fの会」幹事会を大阪ミナミで開催しました。参加者は男女4名ずつの8名でしたが、田中先生も大変お元気で、6年ぶりということもあって大いに盛り上がりました。昭和40年4月、大きな期待を胸に天商の門をくぐった我々も、卒業してから早や40年がたち来年には還暦を迎えようとしています。還暦という、まさしく新たな人生のスタートに合わせ、来春には還暦記念の「1Fの会」盛大に開催したいと思いますので、その節はたくさんの方々がご参加いただけるよう、報告と併せお願い申し上げます。 (「1Fの会」 幹事代表 松本 一行 記)
今年は4月下旬の開催となりました。例年の3月に比べたら遅い開催です。それには訳がありました。幹事の今年の目論見は皆でハイキングに行こうという事でした。3月では寒いしということになり、場所はK君の発案で飛鳥へ行くことになりました。近鉄耳成駅から万葉文化館までの6kmの道のりを彼の案内で歩きました。写真は到着した万葉文化館で撮影したものです。ここで秦泉寺先生の授業?を受けました。といいますのも先生はここで万葉集や遺跡などを説明するボランティア活動をされているからです。W君は先生の言葉が始めて頭に入りましたといって皆を笑わせていました。誘いを受けた最初は知らない人ばかりでとためらわれていた旧姓Oさんですが、来てよかったですと言われたときの晴れ晴れとした表情が印象的でした。来年はB君のお世話で今年とはまた違った趣向で開催したいと幹事一同計画を練りに練っているところです。今年は参加できなかった皆さん。来年は同期の知り合いの方も誘ってぜひ参加してください。お待ちしています。
幹事一同
今年は4月下旬の開催となりました。飛鳥にハイキングに行くためにこの時期を選びました。
飛鳥には万葉文化館があり、当館では秦泉寺先生が万葉集や遺跡の説明をするボランティア活動をされています。近鉄耳成駅からそれを目指して和気あいあいと6kmの道のりを歩きました。そして、文化館では何十年ぶりかで先生の授業?を受けることができ、とても有意義な一日でありました。
写真は遺跡跡地と万葉の森での風景です。参加者は男性8名(うち1名は授業から参加)、女性7名でした。久々に参加された方も数名おられて賑やかに過ごすことができました。来年も幹事一同知恵をしぼって新たな企画を考えたいと思います。今年参加できなかった方たちも含めて元気に来年またお会いしましょう。
幹事一同
H15例会秦さん同期会
今年は、当日が連休の谷間だったので、出席人数はどうかな?と思っていましたが幸い例年と同じ位皆様出席して頂き、幹事一同「ほっと一安心」でした。ありがとうございました。
今回は柴田善則君が久しぶりに、又青山(旧姓右川)順子さんが、初めて出席されました。
卒業して35年が過ぎ、50才を超えてくると、大病された人、失業中の人等「人生いろいろ」です。秦泉寺先生は、週4日の勤務で変わらずお元気でいらっしゃいました。先生も毎年この会を楽しみにされていますので、今回来られなかった方々、来年はぜひ参加されて皆で楽しいひと時を持ちましょう。
幹事一同
H14例会秦さん同期会
今年は、3月末日の開催となりました。終了後、桃谷駅近くの神社の境内で記念写真を撮りました。下の写真です。
桜の花が満開で、とてもきれいでした。あたかも、私達の37年前の入学式前の気持ちを表わすかのようでした。当時に戻れる唯一の機会「同期会」を毎年行っておりますが、大いに参加されて「今」を忘れて学生時代の楽しい日々を思い出せば、また明日から頑張ろうという気が出てくると思います。来年は友人の店や天商会館等が開催場所に上がっております。都合をつけて是非ご参加下さい。
最後になりましたが、お互い健康に留意しましょう!
(幹事一同 記)